住宅の少ない準工業地域の広大地
評価対象地は、神奈川県の準工業地域内に存する大規模な土地であった。
評価対象地の周辺は工場等が見受けられる住宅の少ない地域であり、「工場適地であること」を指摘される可能性があった。
そこで、調査を進めると、評価対象地の北側の用途地域は評価対象地が存する準工業地域よりもさらに工業性が高い工業地域であったが、当該工業地域内においても、近年の市況では新しく工場が売買された事例はなく、むしろ住宅地化している例が多く見受けられた。すなわち、近年の市況においては、評価対象地を含む周辺一帯の工場の需要は弱いものと思料された。
<対象地及び周辺図>.png)
よって、評価対象地は「明らかに工場適地」とは言えず、最有効使用は「戸建分譲素地」であると判断されたため、開発道路を設置して分割することが合理的であると判断し、広大地として申告をしたところ、是認された。
<対象地の開発想定図>






